2024.07.21
花農家日記-第1回-「5月・定植」
新規就農者として移住してきた小原健太さん
花農家としての3年目を追いかけます
飯舘村はあぶくま高原の寒暖差を活かした花卉栽培の盛んな村です。4年前、首都圏での生活をやめ飯舘村へ移住してきた小原さん。
農業の経験はゼロ。縁もゆかりもないこの村で、まったく新しい生活が始まりました。
「自分のスタイルが見えてきた。」と話すのは、様々な試行錯誤を経たことを感じます。
私たち「3ど°」は、そんな就農3年目の日々を追いかけます。
土づくり、ハウスの整備を行い、今日はいよいよ定植の日。
3000株を手作業で植えると聞き、村内にあるハウスを尋ねました。
飯舘村の特産「トルコギキョウ」。
今年の収入源となる大事な苗は小原さんの手のひらでコロンと転がる可愛いサイズです。
ライター
水谷
今回初めてお邪魔した小原さんの畑。とても整備されていて、機械や器具も綺麗に整列していました。小原さんの性格も、きちっとしているのに、柔軟でポジティブ。お話していて楽しい方です。
作業量など伺うと「農業は大変」だということは、ひしひし感じましたが、小原さんとお話していると、とてもポジティブな印象にもなります。
飯舘村で就農するイメージを少しでもみなさんにお伝えできれば嬉しいです。
小原さん
収穫は7月末〜9月頭です。それまでは毎日ハウスに通い、温度管理や水まきを行います。この時期はあまり出かけられないですね。