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僕らが飯舘村に移り住んだ理由。

飯舘村に移り住んできた先輩移住者の皆さんに、移住してきたきっかけや村での暮らしについてインタビューする連載企画。
村に「新しい風」をもたらしてくれている、個性豊かな皆さんのお話を伺って、村での暮らしについて想像してみてください。

僕らが飯舘村に移り住んだ理由。#5 山本耀司さん

山本さんは、東京都清瀬市の出身。仙台市の大学を卒業して、インターン先の企業に就職、東北で社会人になりました。「山形の田舎に母方の実家があって、東北にはもともとルーツがあるんです。小さい頃から訪れていて、東北のよさを感じていました」と親しみを語る山本さん。「ですから東北で、自分にできることがあればやってみたいと思っていて」。

山本さんはその後、東北一円で地域活性化事業に取り組む企業に転職。そして令和4年、会社の業務を通じて飯舘村とつながります。「当時は仙台市から飯舘村へ、週に2回通っていました。その生活を続けているうちに、飯舘村に住んだ方がいいなと思えてきて」。山本さんは、飯舘村に移住し、ここを拠点に仕事をするようになりました。「自分が住みたくて、移住を決めました。会社のオフィスは仙台市にありますから、現在はテレワークが中心です」。

業務に応じて仙台市に出勤することも、遠くの現場に出張することもありますが、情報の収集や関係先とのやりとり、オンラインの会議などは、自宅のリビングでこなします。

「今は、アートを通じて福島県被災12市町村の活性化を目指すプロジェクトに携わっています。地域のつながりをつくっていく仕事で、それは、僕のやりたかったことの一つでもあります」。

「テレワークの環境は整っています」と山本さん。「個人的には、テレワークにも通常の通勤にも、メリットとデメリットがあると思いますが」と前置きし、「テレワークには通勤時間がない、これは大きいですね。しかし一方で、移動時間がないままパソコンに向かう時間が長くなりがちなので、休憩時間には散歩をして気分転換をするようにしています」と実感を明かします。

また、山本さんは、プライベートでも村内のさまざまなイベントに参加して、村民同士のつながりを深めています。「いろいろな街に住んだ経験がありますが、こんなに人とのつながりができたのは初めてです。イベントを手伝わせてもらったり、自分でもチャレンジができたりして、そこがすごくうれしい」と笑顔を見せました。

有志のグループが主催した交流イベントには、「寺子屋やまもと」として出店。手づくりの遊び道具を持参し、子どもたちと触れ合いました。

他にも、知り合いの地域のお祭りで運営に参加したり、イベントに出店する人を手伝ったり、親しい仲間とテントサウナを楽しんだり、いろいろな場所で、多くの人と活動を共にしています。

「テントサウナは借り物なのですが、近くに沢水が流れている友人の所でやってみたらすごくよくて、自分でも購入しようと思っています。定期的にやってみたいですね」。

山本さんの家には、友人が貸してくれたギターや、知人が描いたイベントの看板などがさりげなく並んでいて、山本さんの行動力や交流の広さを物語っています。

また、「探検が好き」という山本さんは、村内のいろいろなスポットに関心を寄せていて、旧道をたどってみたり、里山に点在する低山に登ってみたり、小さな冒険を続けています。

たくさんのやりたいことに囲まれた山本さんの飯舘ライフは、まだまだこれからが本番なのかも知れません。

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