
飯舘村の人気うどん店「ゑびす庵」は、村内の飲食店で最も古い昭和28年創業。70年以上変わらない家庭的なおいしさと、食べごたえ十分のボリューム感で住民に愛され、最近は村外から訪れる人も立ち寄ることの多いお店です。
自家製の手打ち麺は、もっちりした歯ごたえのある太めの平打ち。メニューも豊富で、具だくさんの五目うどん、ジューシーな厚切り豚肉をのせた肉うどんなどが人気です。カツ丼、豚丼などの丼物や野菜炒めなどの定食類もあり、それぞれミニうどんとのセットになっています。

右上:海老天ぷらうどん 左下:五目うどん
午前11時から午後3時(ラストオーダー2時30分)までと、基本的には昼だけの営業ですが、まとまった人数がそろえば夜の予約も受け付けます。ビール、日本酒、焼酎などアルコール類もあり、地元の集まりなどに利用されています。

店を切り盛りするのは高橋ちよ子さんと息子の均さん、そしてパートの女性の3人。ちよ子さんの夫で2代目店主の義治さんが数年前に体調を崩したため、現在の顔触れになりました。うどんを打つのはかなり体力のいる作業ですが、各地のウルトラマラソン大会に出場するなど体を動かすのが大好きで、福島市内の自宅から自転車で往復することも多い均さんが麺づくりを担当しています。

平成23年3月に起きた福島第1原発事故では避難を余儀なくされましたが、その年の夏に避難先の福島市内で営業を再開。高校卒業後、東京の築地市場(現在の豊洲市場)で野菜の流通や運送業の仕事をしていた均さんも戻ってきて手伝うことになりました。「店を継ぐつもりはなかった」という均さんですが、頑張る両親を支えたいという思いに加え「福島の大変な状況を見て、じっとしていられなかった」と話します。
福島市の店を開業した時は、避難中の村民が大勢駆けつけて協力し、お客さんとしても通ってくれました。店はふるさとの仲間が集まり、つながりを確かめる拠点にもなったわけです。避難指示が解除された29年春には飯舘村へ帰還。避難先でそのまま続ける選択肢もありましたが、元の場所で店を再開することに義治さんがこだわったそうです。

均さんも両親の下で経験を積み、調理師の免許を取得。昔ながらの味を守りながらも、麺の太さや出汁の取り方、具材の炒め方などに自分なりのやり方を取り入れてきたそうです。といっても高級店を目指す気はなく「うちは泥だらけの長靴でも来られる大衆食堂。それでいいんだ」と話します。
6年間の避難をきっかけに人口が大幅に減り、高齢化も進んだ飯舘村。復興を進める上でも、地域の食を支える飲食店の存在は重要です。ただ、パートの光子さんも70歳を超え、働き手の確保が課題になってきました。
ゑびす庵では、午前10時から午後2時ぐらいの時間帯で勤められる従業員を募集しています。年齢や経験は問わず、たとえば子どもが学校に行っている間に仕事をしたいというお母さんでも構いません。2年間勤めれば調理師資格を取れるため、うどん打ちなどの技術を身に付けて将来は独立したい、という人も歓迎だそうです。人々の笑顔が絶えない「地域の台所」で、あなたも一緒に働いてみませんか?
- 飯舘村で一番古い飲食店 ー 昭和28年創業の人気うどん店
- 素朴な庶民の味 ー コシのある手打ち麺、メニューも豊富
- 地域密着のお店 ー 住民の食を支える大衆食堂のこだわり
- パート勤務者を募集 ー 午前10時から午後2時ぐらいまで
- 年齢・経験不問 ー 2年以上勤めれば調理師資格、独立も
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<基本情報>
手打ちうどん ゑびす庵
福島県相馬郡飯舘村飯樋字町101
電話・FAX 0244-43-2018
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